L'art fantastique/      幻想芸術

IFAA(国際幻想芸術協会)本編HPは以下アドレス。

https://www.facebook.com/ifaa2016/?ref=aymt_homepage_panel

公式BLOG

内外幻想芸術紹介とレヴュー。
***************************************************************************

【Blog機能説明】all→全件閲覧 latest→過去記事 auto→自動繰頁 info→リンクなど 続きを読む→コメント欄などが出現

山下清澄 銅版画展/ Kiyozumi Yamashita Copperplate picture exhibition

kiyozumi

 京都・左京区吉田にあるギャラリー「アートゾーン神楽岡」で行なわれている「山下清澄 銅版画展」を見に行ってきた。

 ギャラリーはほぼ白川通りに近い神楽岡通りを、今出川から下がっていった所にあり、入り口は地下にあって靴を脱ぎスリッパに履き替え階上へと上がっていく、という構造のモダンで落ち着いた雰囲気のある所。
 この展覧会は、先週の新聞の美術欄の展覧会評で知ったのだが、載っていた作品を見て自分の作品傾向や趣味性にも近いものもある、「これは是非とも実物を見ておかないと!」という想いで出掛けたのだった。

 山下氏の作品はギリシャ神話や星座など幻想的なテーマの他、数字や記号に女性という要素を使って装飾的、幻想的に表現されており、絵を見ているだけでそこにに潜んでいる数々の物語が想像出来る楽しさの他、何より私的に魅力的に感じたのは、その超細密に作り上げられたひとつひとつのモチーフの表現である。美しさと過剰が混在した装飾を見ていて強く惹きつけられる。作品それぞれの部分部分をじっくり近くで見、いつまでも憩っていたい気になる。(ギャラリーの方はそういう魅力がよくわかっておられるようで、来るお客さんたちにルーペを貸し出していた)。
 また裸婦をモチーフにしながら生々しいエロティシズムではなく、どこか神聖な雰囲気を感じさせる儀式的裸体表現が展開されていたり、裸婦の曲線などは少しヴンダーリッヒを思わせる、特異な形で描かれている。人間の形をしているが、どこか異世界の住人であるかのようにに感じさせる。シンプルながら深い色使いで様々な部分で作品を楽しめる。我田引水だが、自分の作品にも共通する要素を見出し、大いに、勉強になった。色々なものが得らる佳い展覧会であった。

           (近藤宗臣/画家)
photo by gradiva.inc - -
<< フェルメール展〜光の天才画家とデルフトの巨匠たち〜に寄せて | main | 時の表現展 >>









http://blog.shojitanaka.com/trackback/885881

blog information

>> Latest Photos
>> Recent Comments
>> Recent Trackback
>> Mobile
qrcode
>> Links

このページの先頭へ