L'art fantastique/      幻想芸術

IFAA(国際幻想芸術協会)本編HPは以下アドレス。

https://www.facebook.com/ifaa2016/?ref=aymt_homepage_panel

公式BLOG

内外幻想芸術紹介とレヴュー。
***************************************************************************

【Blog機能説明】all→全件閲覧 latest→過去記事 auto→自動繰頁 info→リンクなど 続きを読む→コメント欄などが出現

◆85.フリッツ・ヤンシュカ

◆フリッツ・ヤンシュカ

jan

 アルベルト・パリス・ギュータースローに習い、ウィーンアートクラブに属し、ウィーン幻想派第一世代であるにも係らず、常に影の薄いフリッツ・ヤンシュカ。初期の作品には明らかに幻想性というか、ナイーブな要素が見られるが、徹底的に地上的で、その後、ドローイングや水彩が多くなり、ゲオルグ・グロッスやジュール・パスキンのような世界観を描くようになって、何処が幻想派なの? といった経緯を辿ったせいか。

jan2

 それなりに面白いのだけど、ギュータースローの非嫡出子であるヴォルフガング・フッターよりも、余程ウィーナーブルート(ウィーンっ子の血)を感じさせるギュータースロー寄りの絵なのだけど、仲間外れ。

 jan3

 最近、「幻想」などというのは曖昧な概念で、捉えどころがない、と或る評論家のご託宣に触れ、心外に思ったりしてみたのだけど、詩が詞に凌駕され、四次元よりも現実の方が遥かに複雑怪奇で、にしても単純極まりなく、危機だ危機だと嘘ばかり言われ、前世紀の狼少年共の御陰で本当の危機が何なのか判らなくなった所で、ガラガラポン、それが幻想のいいところと思ってみたり致します。ブルトン先生も言ってるではないか!「美は戦慄的だろう。さもなくば存在すまい」、あるかどうかも判らない、もともと曖昧模糊な捉え難きもの。「さあ、私が捕まえますから、屏風から追い立てて下さい」。と言うや否や虎に喰われてしまっている一休禅師みたようなもの。あら、ヤンシュカは何処行った?

jan4




photo by gradiva.inc - -
<< ◆84.ア・シーアン | main | ◆ Fantastic Art Show-Kyoto-2008 >>









http://blog.shojitanaka.com/trackback/785926

blog information

>> Latest Photos
>> Recent Comments
>> Recent Trackback
>> Mobile
qrcode
>> Links

このページの先頭へ