L'art fantastique/      幻想芸術

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◇75.レオ・プロウ/アトリエ訪問

レオ・プロウ/アトリエ訪問

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レオフォト

 「自分が育ったブリスベン郊外には、祖霊(スピリット)が棲む不思議な場所がある」、レオ・プロウはヴィジョナリストの出自を、開口一番そう説明した。それはオーストラリアによくあるという磁場が狂った場所か?と問うと、そうでもあり、変成意識が発生する特殊な場所だと真顔で答えた。我が盟友Kaoru Koga(古賀郁)を彷彿させるスピリチュアリストであり、菜食主義者であるレオ・プロウは、豪州人には珍しく内省的な静かな男だった。

 現地時間、10月13日土曜日午前11時、かねてから会合することを約束していた豪州の幻視者レオ・プロウを、ロンドンの彼のアトリエに訪ねた。アトリエのあるライムハウス地区のピクスレイ小路は、場末だが若手アーティストが多く棲む一角である。ロンドンオリムピックが決定し、やがて開発の嵐となるであろうが、今はまだ静かで、創造には快適な立地である。天井が異様に高く、兎小屋暮らしの日本人には羨ましいレンガ造りの建物の一階に、ベルリンのアトリエを引き払って一年、あちこち改造しながらこれから本格始動といったところだという。ベルリンを去った理由は、発表機会のみ多くても絵が少しも動かない、まだまだ壁の名残が影深くドイツ経済を覆っている故とのことだった。

meta

 私は私で、最早27年のタイムラグでパリを訪れてみると、芸術の都は様変わりし、観光ビジネスと権威主義の狭間で忙しく揺れ動く、詰まらない街と化していたと告げ、殊に幻想画家に機会がないのは今も昔も変らない、アンドレ・ブルトンありせば悲憤慷慨間違いなしの浅ましい街に成り果てていると語らった。そして偶然ユーゴの幻想画家ダドと会ったと言ったら、レオは彼に就いて全く知らなかった。これは世代のギャップというところだろう。勢いそこからエルンスト・フックス一族のゴシップやら、欧州のコレクター、オーガナイザー、スポンサー、幻想画家を誑かし金をせしめるSALBRUというあこぎな出版画廊の話など、濃密な情報交換となったが、お互い語るだに呆れ返る話ばかり。お披露目できない。日本人の幻想画家も騙されていると画集を見せてくれたが、知った女性だったので、少し哀しい思いをした。兎も角洋の東西を問わず、幻想芸術界は狭くかつ奥が深い。レオの年嵩の親友であるルイジ・ラ・スペランザと私が面識を得ていたことも、運命的であるとも言えるが、斯界の狭さの現れだろう。

レオピ2

 話は勢いジョン・ベイナートとレオが複数のスポンサーに掛合って目出度くも出版の運びとなった『メタモルフォーシス/50人の幻想画家』の話や豪州幻想グループの詳細、フックスの高弟ブリジット・マーリン、ミッシェル・ド・サントゥエンを中心とするAOIの内情、現在進行形の企画の数々、発展途上ながら第三勢力となるであろうIFAAの紹介と相互協力の話など、濃密な対話がなされた。全てレオが仲介してくれるという。当方は当方で、ヨーロッパはAOIに任せて、アジア地域、即ち今は豪州&日本のお互いのグループの交流を発展させよう。3年後にはパリのマレー地区の館を丸ごと一つ使って、東西幻想芸術大同団結の展覧会を開催し、パリジャン達の度肝を抜いてやろうなどと提案。それならドイツにパノラマギャラリーという城がある。そこでも巡回展だとレオも盛り上がる。

レオピ

 私は有言実行の漢だ。口約束を実現しにやってくる私にルイジ・ラ・スペランザも驚いている。しかしオーガナイザーである前にお互い画家だ。互いの紹介文をブログに書く。そう約束して、旅先であるにも拘らず、早速この記事を書いている仕儀。

レオ&ショージ

 来年四月朔日にレオは京都IFAA展にやってくる。エイプリルフール? 幻想画家が法螺を吹いたらそれは現実に倍する現実さ。186センチと長身のレオと肩を組んだら膝を曲げてくれてもまだ足りないので、思わず吹き出している図の記念写真と相成った。

 この16日には再度ウィーンに飛び、今度はルイジと会う。
photo by gradiva.inc - -
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写真、お元気そうですね!
アトリエ広そうでうらやましいなぁ〜。
| 古賀郁 | 2007/10/14 7:39 PM |

 文章を拵えるのが遅くなった。君のコメントを読まずに偶然君の事を話題にしていたよ。不思議な導きだね。レオのベイナートオルグでの役割も、ザーヒル時代の君とまるで一緒で、しかも霊感に長けている点など、まるでパラレルビジョンのようだった。会見はリアリスティックな話に終止したが、ある種ソウルトークになってました。どうやら君と同じ霊視の人なんだね、彼は。身長は真逆だけど(笑)。
| Shoji Tanaka | 2007/10/15 9:10 AM |










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