L'art fantastique/      幻想芸術

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◆マルシ・パリバトラ

 お妃様は幻想画家。

マルシ1

 今日、世界に宮廷画家が何人いるか、少なくとも一人は確実に居る。しかも宮廷お抱えなどという官吏職ではなく、王族本人が画家であるという直裁な話。ラマ5世の孫チャムポット殿下妃マルシがその人。王族なれば、趣味で絵位は描くだろう? とんでもない!
 彼女はタイのシュルレアリストであるばかりか、アジアのレオノル・フィニ。そんなことを言ったら、不敬にあたる。否応なく彼女はマルシ・パリバトラなのである。

マルシ2

 作品を見れば分かるに違いない。出来れば還俗して欲しい。彼女の絵が欲しい。そんな徒な願いは如何なる金満家だろうと、如何なる画商だろうと叶わない。何故なら彼女の絵は収蔵場所が始めから決まっているからである。そこはTHE SUAN PAKKAD PALACE MUSEUM

 殺し屋の詩人ピエール・フランソワ・ラスネールも書いている「王の運命を選ぶことなど、わたしには決して思いつかない」。誰一人真の批評を得られぬに違いない彼女は、画家として幸福なのだろうか、それとも不幸なのだろうか? 私ですら讃辞の言葉の他ない。

マルシ

 余談だが、 チャムポット・パリバトラ殿下は宮廷音楽家、否、作曲家でCDもある。

photo by gradiva.inc - -
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美しい色合いですねぇ・・・
| maari | 2006/09/12 9:12 AM |

 maariさん、今日は。マルシはデヴィ夫人のように第3夫人とかではないですが、玉の輿のようです。ラーマ五世は側室160人以上、子供77人と御盛んだったので、その孫にあたるチャムポット・パリバトラ殿下は王位継承から遥かに遠い存在。お妃様といっても称号のみに近く、使えるお金も微々たるもの。
 ただ逆立ちしたって王族で画家という地位には、女性しかなれません。
| Shoji Tanaka | 2006/09/12 11:31 AM |

素晴らしい絵を見ると、本当に絵の奥深さを再確認させられます。そして、絵の無限な可能性を秘めた魅力を感じずにはいられません。。

魅力的な画家だと思いました。
| meme | 2006/09/13 9:07 PM |

 memeさんこんにちは。プリント今日投函しました。遅くなってすみません。

 タイ王室は日本の皇族とも極めて親しい間柄なので、マルシ・パリバトラをよく知るのは宮内庁だったりするかも知れません。マルシについて、ついその地位のことばかり口にてしまうのは実は反語です。作品の力のみで絵画は自立しているという当たり前に、色々な戸がそれを塞ぐ。

 私も事物を透視する目を鍛え上げねばと常々。裸の目で居るとインターネットは凄い道場です。
| Shoji Tanaka | 2006/09/15 3:04 PM |










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