L'art fantastique/      幻想芸術

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内外幻想芸術紹介とレヴュー。
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クロード・ベルランド/Claude Verlinde 訪問記(1)

 暫くここへの記事が途絶えてしまった。インターネットの虚構の世界から聊かでも距離を置かねば、現実に働きかけることが不能となる。毒を喰らわば皿までといった態で今だWebに身を置いているが、ざっと幻想芸術世界を見渡しても製作よりも自己顕示に夢中な輩に、真に優れた仕事をする者は少ない。それでもネット上の最低限の露出は必要十分条件なれど。

 準備期間2年、発会後3年、都合5年の歳月をかけてIFAA(国際幻想芸術協会)の活動や、世界連携に出遅れた日本の幻想芸術の世界に向けてのオーガナイズに果てしなく時間を失った。初海外展である『幻想芸術展ー巴里ー2009』(以降報告を連載予定)を実現し、全てを終えて帰国した今、漸く己の席を温めるゆとりを得た。私事だが、パリ展に先行してベルギー旅行でルーヴェンにロヒール・ファン・デル・ウェイデンの大回顧展に赴いてより、ずっと心の隅である言葉が反響し続けていた。個の仕事に立ち戻れ、そして「職人たれ」である。

hugues

 時は一年前に遡るが、「次にパリに来た時は、一緒にクロード・ベルランド/Claude Verlindeの所にいこう。」そのユーグ・ジレ/Hugues Gilletとの約束がこの度のパリ展の最中実現した。パリ展報告に先だって、クロード・ベルランドのアトリエ訪問記を先ず披露しよう。



 丁度一年前と同じく、プラス・デ・ヴォージュのカフェで午後2時にユーグと待ち合わせた。お供は通訳係の妻とベルランドファンのKさんである。

 その前日、ジャックマール・アンドレ美術館に「メムリンク、ブリューゲル、ファン・アイク・・・展」を見に行った。折悪しく火曜で市内の美術館が軒並み休館日。オルセー美術館かここ以外、何処にも行く場がなく、入場待ちの長蛇の列で当日別行動だった筈のレオ・プロウ/Leo Plawとアニャ・ブリンクマン/Anja Brinkmannカップルとばったり出会した。そこでレオカップルと我ら一行(ユーグ・ジレ、私夫婦)合流し、近くだからとクロード・ベルランドの専属画廊にして幻想芸術専門画廊でもあるギャラリーミッシェル・ブーレ/Galerie MichlIe Boulet(http://www.galerie-boulet.com/)を訪ねていたのだった。

ジャックマールアンドレ

 因にギャラリーミッシェル・ブーレの先代の経営者ミッシェルは、幻想芸術の目利きとして斯界で夙に知られたギャラリストだったが、とうに物故し、今はその夫人と子息で切り盛りする故か、審美眼を失って全く新人を扱えない画廊と化しているとの専らの噂である。クロード・ベルランドの名のみに肖るギャラリーであるにしても、見る側としてはそこは常にベルランドの新作を並べるクロード・ベルランド美術館の様相を呈している。

(2)に続く

               田中章滋 識/by Shoji Tanaka
photo by gradiva.inc - -
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